京成電鉄3600形

金町線での運用が中心となる3668編成。
(写真:金町線 柴又駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1982(昭和57)年運行区間:京成本線、押上線、千葉線、千原線、金町線、都営浅草線、芝山鉄道
●3500形をベースに省エネ化
3500形未更新車をベースとしながらも、抵抗制御からAE形で実績のある界磁チョッパ制御を採用し省エネ化を図った車両で、1982(昭和57)年から1989(平成元)年にかけて6両編成×9本=54両が 東急車輛製造(現・総合車両製作所)と日本車輌製造で製造。当初は前面と側面窓上下にファイアーオレンジの帯を配した塗装であったが、1991(平成3)年から順次、現在の形成で標準的な塗装である赤帯と青帯に変更されている。
1997(平成9)年からは一部が8両編成化される一方、余剰車による4両編成も登場。また、2002(平成14)年から2013(平成25)年3月31日までは8両編成である3618編成が芝山鉄道へリースされ、車体の帯色のブルーの部分をエメラルドグリーンに変更されている。
現在は廃車が進み、6両編成1本(3688編成)と4両編成1本(3668編成)が在籍している。このうち、3688編成は帯色を登場時のファイヤーオレンジに復元しており、団体臨時列車としても活躍している。
●車内の様子

(撮影:裏辺金好)
●カラーバリエーション

2020(令和2)年8月に登場したリバイバルカラー。3688編成が登場時のファイヤーオレンジの帯に変更された。
(写真:京成本線 実籾〜八千代台/撮影:秩父路号)

3618編成がリースされていた。帯色のブルーの部分をエメラルドグリーンに変更されている。
(写真:京成本線 京成津田沼駅/撮影:裏辺金好)