近畿日本鉄道1600系/1800系/1810系
現在、近鉄では1810系が活躍している。
(写真:名古屋線 米野駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ・運用区間
デビュー年:1959(昭和34)年主な運転区間:名古屋線など
●名古屋線用の高性能通勤車
1600系は名古屋初の高性能通勤車かつ初の片側4扉車として誕生。さらに、1966(昭和41)年に増備型として主電動機の出力を増強した1800系が誕生した。両形式とも一部が養老線(現・養老鉄道)へ狭軌化の上で610系に改造され、その他は廃車の上で1997(平成9)年までに形式消滅している。現在でも活躍する1810系は、1800系にラインデリアを装備したもので、1967(昭和42)年に誕生。1979(昭和54)年までに43両が製造された。