北近畿タンゴ鉄道MF100形・MF200形
リニューアル前のMF100形。
(写真:宮福線 福知山駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1988(昭和63)年最高速度:95km/h
運行区間:、宮舞線、宮豊線、宮福線
●解説
北近畿タンゴ鉄道の前身である宮福鉄道が、宮福線開業に伴い投入した富士重工業製の軽快気動車LE-DCシリーズの一種で、MF100形が4両 (101 - 104)と、カラオケ機器用電源を装備したイベント対応車MF200形が2両 (201, 202)が誕生した。形式名のMFは宮福鉄道に由来し、現在も宮福線を中心に運用されている。塗装はMF100形が千歳緑(せんざいみどり)と呼ばれる緑を基調とした塗装で、MF200形が鳶赤(とびあか)と呼ばれる赤色となっている。また、沿線の大江山の鬼伝説に因んでMF100形は「青鬼」、MF200形は「赤鬼」のア少雨がついている。
車内は200系新幹線と同様用のリクライニングシートを備え、JR気動車との併結用にジャンパ連結器を装備している(※ただし営業運転での併結実績はない)。
2008(平成20)年よりリニューアル工事が開始され、施工済み第1陣の車両は扉部分がピンク色や水色などに塗装されている。さらに、2013(平成15)年からのリニューアル車第2陣からは、車体裾部に帯を追加されている。
2015(平成27)年度からは北近畿タンゴ鉄道が保有し、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)が車両を借り受けて運行している。
●カラーバリエーション
MF100形リニューアル車塗装の1つ。こちらは扉がピンク色に塗られている。
(写真:宮福線 福知山駅/撮影:裏辺金好)
MF100形リニューアル車塗装の1つ。こちらは扉が水色に塗られている。
(写真:宮福線 二俣〜大江山口内宮/撮影:裏辺金好)
MF100形リニューアル車第2陣からは、車体裾部へ白帯を追加。
(写真:宮福線 公庄〜大江/撮影:リン)
MF200形リニューアル車第2陣からは、車体裾部へ白帯を追加。
(写真:宮福線 公庄〜大江/撮影:リン)