小湊鉄道キハ40形
キハ40 1(旧 キハ40 2021)は、小湊鉄道オリジナルカラー。
(写真:五井駅/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1979(昭和54)年小湊鉄道デビュー年:2020(令和2)年 ※営業運転開始は未定
運行区間:小湊鉄道線(試運転中)
●JR只見線から2両が入線
小湊鉄道の主力車両であるキハ200形が、初期車が2021(令和3)年に車齢60年を迎える事や、エンジンであるDMH17Cの部品製造が中止となったことから、予備部品確保の観点から、一部を置き換えるために導入したもの。まずは2020(令和2)年5月に、暖地仕様である2000番台(窓は2段上昇式ユニット窓、車内はデッキなし)をのキハ40 2021 と キハ40 2026の譲渡を受けたもの。いずれも1979(昭和54)年に富士重工業(宇都宮)で製造された車両で、新製当初は水戸機関区に所属し、水郡線で活躍。その後、小牛田運輸区、郡山総合車両センターなどに所属し、2020(令和2)年3月14日改正でJR東日本の只見線から運用を退いたもので、2021(令和3)年4月23日から運用を開始した。
さらに、2021(令和3)年7月に秋田総合車両センター南秋田センター所属であったキハ40形3両(キハ40 1006・キハ40 2018・キハ40 2019)の追加譲渡を受けた。なお、小湊鉄道での運用にあたり、キハ40 2021・2026・2018・2019・1006が、それぞれキハ40 1〜5に改番されている。
▼ギャラリー
キハ40 2(旧 キハ40 2026)は、JR只見線で活躍していた頃と同じ東北地域本社色。JRマークは消され、小湊鉄道を表すK.T.Kと入れられている。
(写真:五井駅/撮影:リン)
キハ40 3(旧 キハ40 2018)は、秋田地区で活躍していた頃と同じ国鉄首都圏色。
(写真:五井駅/撮影:裏辺金好)
キハ40 5(旧 キハ40 1006)は、秋田地区で活躍していた頃と同じ国鉄首都圏色。
(写真:五井駅/撮影:裏辺金好)
運用開始前の様子。
(写真:五井駅/撮影:裏辺金好)
キハ202と併結試験を行うキハ40 2026。
(写真:五井駅/撮影:裏辺金好)