小湊鉄道キハ5800形
200形しかないと思いきや、こんな車両が車庫の中で眠っている。
(写真:五井機関区/撮影:裏辺金好※許可を得て撮影)
●基本データ
デビュー年:1914(大正3)年小湊鉄道デビュー年:1960(昭和35)年
元運行区間:小湊鉄道線
●静かに五井機関区で眠る古参車両
1914年製の鉄道省デハニ6455をルーツとし、1936(昭和11)年に三信鉄道(のち国鉄飯田線)入りし、鋼体化。さらに1960(昭和35)年に国鉄から小湊鉄道入りした。これに併せて気動車化が実施され、ディーゼルエンジンを取り付けて活躍を開始したが、キハ200形の導入により、1978(昭和53)年に運用を退いた。
ちなみに車籍上は1997(平成9)年まで残存し、今もこのように屋根の下で大事に保存されている。