小湊鉄道キハ200形


ツートンカラーで今も活躍するレトロ車両。
(写真:五井駅/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1961(昭和36)年
運行区間:小湊鉄道線

●人気が高い、キハ20系の同型車両

 1961(昭和36)年登場。以後、1977(昭和52)年まで日本車輛で14両が断続的に製造され、前面デザインと、室内がロングシートで便所が無い点以外、エンジンや車体寸法など大部分が国鉄キハ20系と同じとなっている。これは、国鉄路線乗り入れを考慮した形。
 また、180PSのエンジンを1基搭載して最高速度は95キロ。沿線の昔ながらの風景とあわせ、首都圏近郊のローカル線として非常に良好な景観を作り出している。
 なお、現在在籍する14両中、12両が冷房化済み。

▼カラーバリエーション



2022(令和4)年に、雨どいを赤く塗った他、前面に車番を表記する車両が登場している。
(写真:五井駅/撮影:裏辺金好)

▼形式ガイド

 製造年次によってドアと窓の形状に違いがみられる。
キハ201〜
(キハ201 小湊鉄道線 五井駅/撮影:ロクマルサン)
1961(昭和36)〜1964(昭和39)年製造。プレスドア・非ユニットサッシ窓車。

キハ207〜
(キハ207 小湊鉄道線 五井駅/撮影:ロクマルサン)
1970(昭和45)年製造。非プレスドア・非ユニットサッシ窓車。

キハ211〜
(キハ214 小湊鉄道線 五井駅/撮影:ロクマルサン)
1975(昭和50)〜1977(昭和52)年製造。非プレスドア・ユニットサッシ窓車。

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