弘南鉄道7000系

こちらは東急時代と同じ前面デザイン。大鰐線の7000系は、電動機器が日立製7000形である。
(写真:大鰐線 大鰐駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1962(昭和37)年弘南鉄道デビュー年:1988(昭和63)年
運行区間:弘南線、大鰐線
●弘南鉄道の主力は最北で活躍する東急7000系
元々は東急電鉄で活躍していた車両。アメリカBudd社との技術提携により、日本“初”のオールステンレス車として登場した18m級の車両である。地下線への乗り入れを考慮して、前面は3つ折妻型で貫通構造となっており、日比谷線直通運用でも活躍した。また、東急車として初めて、前面方向幕が装備された。
東急では1987年(昭和62年)から冷房化・VVVF化工事を行い、7700系に改良している一方、改造されずに地方私鉄に譲渡された車両も多く、弘南鉄道では1988(昭和63)年夏に大鰐線へ8両、1989(平成元)年11月に弘南線へ6両、翌年12月に引き続いて弘南線へ10両が譲渡され、従来車両を一新して弘南鉄道の主力となった(なお、1997年の衝突事故によって弘南線用の2両が廃車)。
ちなみに、大鰐線の7000系は電気機器が日立製、弘南線の7000系は電気機器が東洋電機製の車両。さらに現在は、いずれの車両もワンマン化改造が行われている。
2017(平成29)年には水間鉄道7000系と秩父鉄道2000系タイプの前面デザイン編成が登場するなど、近年は様々な形態に変化することが多い。
●車内の様子

7000系(7102-7152)の車内。東急時代と同様、ロングシート。
(撮影:リン)

7102号の車内の吊革に残る東急時代の広告。
(撮影:リン)
●カラーバリエーションなど
大鰐線の7000形青帯車。
(写真:大鰐線 津軽大沢駅/撮影:裏辺金好)

電動機器が東洋電機製の、弘南線用7010形・7020形。こちらは青帯の車両である。
(写真:弘南線 弘前駅/撮影:リン)

弘南線用の7010形・7020形で、側面にラッピングされた車両。
(写真:弘南線 弘前駅/撮影:リン)

先頭車化改造されて誕生した、弘南線の7100・7150形。方向幕状のステッカーが貼り付けられている。
(写真:弘南線 弘前駅/撮影:裏辺金好)

7031-7032編成は、2022(令和4)年10月15日から「HIROSAKI RENGA STORY 装飾列車」となっている。弘前れんが倉庫美術館の「れんが」をモチーフに車内外を装飾。
(写真:大鰐線 弘前中央駅/撮影:裏辺金好)

7039-7040編成は、東急時代を思わせる無塗装。以前は弘南鉄道旧塗装前面ラッピングや、桜ミクラッピング車両となっていた。
(写真:大鰐線 弘前中央駅/撮影:ネオン)
