熊本電気鉄道6000形
6101A-6108Aは、帯色が赤色となっている。
(写真:北熊本〜坪井川公園/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1968(昭和43)年/熊本電鉄デビュー年:1995(平成7)年運行区間:菊池線、藤崎線
●熊本で活躍する、もと都営三田線
老朽車両の取替えのために、東京都交通局三田線で使用していた6000形を購入したもので、2両編成5本が活躍する、熊本電鉄の主力車両。西鉄産業でワンマン化改造、600Vへの降圧化改造などが行われ、一部の非冷房車両は冷房化改造も実施。熊本電鉄の夏季サービスの向上に大きく貢献した。デザインは当初は三田線時代と変わらなかったが、最近ではスカート取り付けや帯色の変更などが実施され、印象を多少変えている。ご覧のとおり、すべての編成が(微妙に?)違う色になっているのが特徴。
●カラーバリエーション
6111A-6118Aは、都営三田線時代の塗装で活躍している。
(写真:北熊本駅/撮影:リン)
6211A-6218Aは、都営三田線時代の塗装をベースに、視認性向上のために運転台周りを黄色に塗っている。
(写真:北熊本駅/撮影:リン)
6221A-6228Aの旧塗装は、6211A-6218Aよりも運転台周りの黄色が下部に延長されていた。
(写真:北熊本〜坪井川公園/撮影:リン)
6221A-6228A改め6221ef-6228Aは、2014年3月14日から「くまモン」のラッピング車に変更。
併せて、川崎重工業が開発したCFRP製台車「efWING」に交換した。
(写真:北熊本駅/撮影:kajibooh)
6231A-6238A編成は、6221A-6228Aと異なり、水色の帯が貫通扉に延長されている。
(写真:北熊本〜坪井川公園/撮影:リン)
川崎重工業が開発したCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製台車「efWING」。
(写真:北熊本駅/撮影:kajibooh)