熊本市交通局0800形
(写真:上熊本駅前電停/撮影:ネオン)
●基本データ
デビュー年:2009(平成21)年●新潟トランシス製の超低床車両
熊本市交通局が9700形以来、12年ぶりに登場させた新形式の車両。新潟トランシス製の超低床車両で、同社が手がけた富山ライトレールや万葉線の車両と同タイプの車体を採用。乗車定員は9700形の76人に対し、82人に増加している。最初に導入された2編成の塗装は塗装は白と、肥後椿をイメージした赤紫に、運転台窓下に紺色のアクセントカラーが入るデザイン。
また、2014(平成26)年に熊本市電開業90周年記念事業の一環で増備された第3編成は「COCORO」と名付けられ、水戸岡鋭治氏が内外装のデザインを担当。前照ライトの形状が変更されたほか、外観は熊本城の城壁をイメージした濃茶メタリックの塗装に、金色のハートを3つ組み合わせたシンボルマークやロゴを配置。内装は座席や床に木材を多用している。
●COCORO
第3編成「COCORO」。
(写真:健軍町電停/撮影:kajibooh)
●車内の様子
第1編成と第2編成の車内の様子。
(撮影:ネオン)