熊本市交通局9700形


(写真:九品寺交差点電停/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1997(平成9)年

●日本初の超低床車両

 熊本市交通局が日本で初めて導入した超低床車両(LRV)で、新潟鐵工所(現、新潟トランシス)が最終的な製造を担当。2車体連接の車両だが、台車は独立した車輪を1車体につき4輪配置することで、従来の連接車両とは異なり連接部分には台車が無いのも特徴の1つで、これも超低床化を実現した要因の1つである。

 日本にもヨーロッパ的なLRT時代が到来することを強く印象付けた歴史的な車両で、全国に計り知れない影響を与えた。なお、現在のところ2001年に第5編成が登場したところで増備が終了している。

●カラーバリエーション


第1編成のみ前面行先表示機がLED方式。また、アクセントカラーに水色を採用している。
(写真:九品寺交差点電停/撮影:リン)

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