黒部峡谷鉄道EB形
(写真:黒部電気記念館/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1925(大正14)年●工事用軌道時代から活躍
1925(大正14)年12月、宇奈月〜猫又間が工事用軌道として開業した頃に導入された、L字型の電気機関車。アメリカのジェフレー社製のL型機を1号機、2号機として導入した上で、これをベースに開発したもので、3号機から7号機までが製造され、3号機は日車・東洋電機製、4〜7号機が川崎造船所製である。1984(昭和59)年までに全車両が引退し、5号機が宇奈月駅前の黒部電気記念館で保存されている。