黒部峡谷鉄道ハ形
一般の乗車は出来ないが、工事用車両で見かけることが出来る。
(写真:黒部峡谷鉄道 宇奈月〜柳橋/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1925(大正14)年(※貨車として)●戦前製のトロッコ車両
1925(大正14)年に貨車として製造されたものを、1935年(昭和10年)〜1966年(昭和41年)に客車に改造した車両。開放型のC車と密閉型のK車の2種類が存在する。主に関西電力職員輸送用として活躍。また、ハフ10は黒部峡谷鉄道の宇奈月駅近くの「トロッコ広場」で、ハフ26・ハフ27が北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅、富山地方鉄道の新宇奈月駅前で保存されている。
黒部峡谷鉄道によると、民鉄の旅客車の中では「現役長寿」「全長最小」「最軽量」「最小定員」の4部門で日本一とのこと。
●保存車両
ハフ10
(撮影:鐡)
ハフ26とハフ27。
(撮影:裏辺金好)