松浦鉄道MR−600形
1次車・2次車は窓周りがブラックとなっている。
(写真:西九州線 佐々〜小浦/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:2007(平成19)年運行区間:西九州線、JR佐世保線
元運行区間:JR大村線
●新たな松浦鉄道主力車両
松浦鉄道が老朽化した在来車の置き換えを行うために導入したもので、日本車輌が製造を担当。真岡鐵道モオカ14形気動車2次車と同型で、車内は4人掛けのボックスシートを2箇所(8席)、1人掛け転換シートを4席、そしてロングシートを設置している。2009(平成21)年3月改正から、一時中断していたJR佐世保線、JR大村線への直通運転も、このMR−600形を用いて再開。再起を目指す松浦鉄道の代表車両としての活躍が期待される。ただし、大村線への直通は2011年3月12日ダイヤ改正で終了している。
なお塗装は3タイプあり、1次車・2次車がライトグレーのベースに窓周りをブラック、窓下に「西海ブルー」「サンセットオレンジ」と称した帯を配したもの、3次車・4次車は窓周りのブラックをブルーとし、さらに細帯の配色を反転したもの、5次車は3次車・4次車のブルーをレッドとしたものとなっている。
●カラーバリエーション
3次車・4次車は窓周りがブルーとなり、側面の帯の配色が逆転している。
(写真:西九州線 佐々駅/撮影:裏辺金好)
5次車は窓周りの色がレッドに変化。
(写真:西九州線 佐々〜小浦/撮影:裏辺金好)
ハッピートレインとして、沿線の風景を描いたラッピング車両。
(写真:西九州線 佐々駅/撮影:裏辺金好)