名古屋鉄道1000系
(写真:名古屋本線 豊橋駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1988(昭和63)年●前面眺望抜群の特急車両
7000系の後継車両として誕生した名古屋鉄道の特急車両で、愛称はパノラマsuper。その名の通り、何といっても目を引くのがハイデッカー展望席で、前面の眺望は素晴らしいもの。また座席はバケットタイプの回転リクライニングシートを採用し、営業上の最高速度は120km/h対応としている。当初は全車特別車両の4両編成と、一部特別車両1000系2両(特別車両)+1200系4両(一般車両)の6両編成が活躍していたが、全車特別車両の編成については、名古屋鉄道の方針でミュースカイを除くすべての特急の一部特別車化が行われることになるため、2008(平成20)年に運用を離脱。機器を流用した5000系へ更新されている。
さらに、2015(平成27)年度に6両編成(1000系2両、1200系4両)×3本のリニューアルが行われ、トイレの洋式化、座席の刷新の他、塗装変更なども併せて実施された。このほか、7500系の機器に1000系の車体を載せた1030系+1230系も存在している。
●リニューアル編成
愛称表示器は種別・行先表示器に変わった。
(写真1枚目:名古屋本線 下小田井〜東枇杷島/撮影:ネオン)
(写真2枚目:常滑線 名和駅/撮影:ネオン)