名古屋鉄道1600系
主に西尾線で活躍したが、1700系への改造と一部廃車により1600系としては運用を終了。
(写真:名古屋本線 神宮前駅/撮影:atuki様 禁転載)
●基本データ
デビュー年:1999(平成11)年●特急政策の変更により、もう一部が廃車に・・・
名鉄で初めて空気バネによる車体傾斜制御装置を導入した全車特別車の特急車両で、2000系へ繋がる車両。1000系と同じく「パノラマsuper」の愛称を持ち、3両編成で運用されるが、貫通扉を有しており2編成を併結した6両編成で運行されることも。また、久しぶりに連続型の側窓を採用したほか、ユニバーサルデザイン対応の洋式トイレを名鉄で初めて導入している。数々の新機軸を取り入れた車両で、「非常に」新しい特急車両であるが、中部国際空港直通の2000系「ミュースカイ」を除き全車特別車を廃止するため、1600系は豊橋方先頭車(ク1600)4両を廃車し、2200系同様の一般車両を新造して1700系へ変更された。廃車された車両は約10年程度しか活躍しないことになり、何とも勿体無い話である。