水間鉄道501形
水間観音駅で保存されているクハ553。近年、クリームと赤のツートンカラーに復元された。
(写真:水間線 水間観音駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1933(昭和8)年/水間鉄道デビュー年:1971(昭和46)年元・運行区間:水間線
●水間駅で静態保存されている、南海鉄道からの譲渡車
南海鉄道1201系(モハ1201、サハ1901)を、1971(昭和46)年から1973(昭和48)年にかけて授受したもので、12両が水間鉄道に移籍した。これに伴い在来車が廃車となっている。入線当初はクリーム色とマルーン色の塗装だったが、後にクリーム色と赤色の塗装に変更。さらに、クリーム色に赤色+水色の帯を巻いた塗装に変更された。しかし、後継車両として東急7000系が導入され、これに併せて600Vから1500Vへ昇圧が行われたため、1989〜90年にかけて全車が引退した。現在はクハ553(南海時代はモハ1240)が水間観音駅で静態保存されている。
●カラーバリエーション
現役最終時の姿で保存されていた頃の姿。
(写真:水間線 水間観音駅/撮影:リン)