長野電鉄2100系
E1編成は、JR時代との大きな変化は各ロゴの変更と貫通扉の閉鎖程度である。
(写真:長野線 須坂駅/撮影:リン)
●基本データ
長野電鉄デビュー年:2011(平成23)年運行区間:長野線
●成田から長野へ、NAGADEN EXPRESS「スノーモンキー」として再登場
元々はJR東日本が特急「成田エクスプレス用」に導入した253系で、E259系導入により大量廃車になったものの中から、0番台3両編成×2本が、長野電鉄で特急用に再登板することになったものである。愛称は車両のカラーリングと、地獄谷野猿公苑の「雪景色の中、温泉に入る猿」よりスノーモンキーとされたが、ちゃっかりロゴ゙マークにはNAGADEN EXPRESSと入っており、略すとN'ex・・・。
なお、2012年9月8日からはE2編成が塗装を変更して運用を開始。従来の灰色部分や黒色部分の大半が省略され、長野電鉄ホームページによると、前面はコーポレートカラーである赤色の塗装面積を広げ、側面は白色をベースに上下に赤色の帯を巻くことで、車両の愛称である「スノーモンキー」をより強く意識した塗装としている。もう一方のE1編成については、当面は従来塗装を維持して運用されるとのことである。
●車内の様子
オリジナル塗装となったE2編成
(写真:長野線 須坂駅/撮影:リン)
●車内の様子
1号車はクロ253形改造の元クロハ253形のため、回転式リクライニングシート。
(撮影:リン)
2・3号車はハットラック式の荷棚と集団見合い式の座席。
(撮影:リン)
1号車のグリーン個室だった部分は個室指定席「Spa猿〜ん」に。
(撮影:リン)
●その他
正面左側には温泉に入る猿をモチーフにしたロゴマークが貼られている。
(撮影:リン)
1号車はLED式。「スノーモンキー」は英語の時のみ表示される。
(撮影:リン)
2・3号車の方向幕は幕式のまま。どことなく「成田エクスプレス」に似たデザイン。
(撮影:リン)