長良川鉄道ナガラ300形
(写真:越美南線 関駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1998(平成10)年運行区間:越美南線
●ナガラ1形置き換えのために登場
富士重工業で7両が新製された軽快気動車で、現在は長良川鉄道の主力車両として活躍。車内はセミクロスシートの車両が大半であるが、ナガラ306のみイベント対応のため、ロングシートの車両である。前面に貫通扉を設け、客室扉は引戸となっている。また、ぶどう色1色の車体色が特徴である。
2016(平成28)年4月27日からは、水戸岡鋭治氏のデザインによる観光列車「ながら」の運用を開始。2両が改造されたもので、外装はロイヤルレッドに塗装され、内装には県産木材を使用。ナガラ301が「ながら」もり号(CAR No.1 COMMETER CAR)、ナガラ302が「ながら」あゆ号(CAR No.2 DELUXE CAR)と名付けられた。
土日祝日を中心に1日1往復運転され、プランによって食事またはスイーツの提供が行われるほか、乗車券に500円を追加することで乗車可能なビュープランが設定されている。
●ギャラリー
観光列車「ながら」に改造されたナガラ301とナガラ302。
(写真:越美南線 州原〜母野/撮影:ネオン)
クロネコヤマト塗装のナガラ305。1両の半分だけラッピングすることで客貨混載事業をアピール。ちなみに、 客貨混載は昼に1本、関→美並苅安で行われるが、クロネコ塗装はそれ専用という訳ではない模様。
(写真:越美南線 関駅/撮影:ネオン)