南海電鉄11000系
(写真:南海高野線 金剛駅/撮影:ムーチョ)
●基本データ
デビュー年:1992(平成4)年運行区間:高野線、泉北高速鉄道線
●高野線のビジネス特急「りんかん」用の車両
高野線のビジネス特急「りんかん」用の特急車両で、4両編成×1本が投入。登場当初は現在の10000系と同じブルーとオレンジの帯を巻いた塗装であったが、1999(平成11)年に同じ高野線の特急車である30000系や31000系のような塗装となった。後に登場した31000系とよく似ているが、11000系は20m級の車体のため橋本までの「りんかん」のみで運行される。また前面の表示幕の位置が31000系と異なっているため、その部分で見分ける事が可能。
2015(平成27)年12月5日からは泉北高速鉄道への直通特急「泉北ライナー」に充当されることになり、車体上部と下部のラインが赤色から金色へ変更された。その後、2017(平成29)年1月に「泉北ライナー」運用を泉北高速鉄道12000系へ譲り、元の塗装に復帰していたが、同年8月26日から「泉北ライナー」が増発されたことに伴い、白色と金色のツートンカラーに青帯を配した塗装へ変更されている。
●泉北ライナー仕様
2016年から2017年1月まで運用された、ゴールドのラインが特徴の泉北ライナー仕様車。
(写真:高野線 中百舌鳥駅/撮影:鐵)
2017年8月からは特急「泉北ライナー」運用に復帰。泉北12000系にイメージを合わせ、金色を強調した塗装に。
(写真:高野線 天下茶屋駅/撮影:鐵)