南海電鉄6000系
20m級の車体では初のオールステンレス車となった6000系。
(写真:南海本線 今宮戎駅/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1962(昭和37)年運行区間:南海本線、高野線、泉北高速鉄道
●南海初のオールステンレス高性能車
製造から40年以上経つ今も高野線の第一線で活躍を続けるオールステンレス車両。東急7000系や京王3000系などの初期のオールステンレス車とほぼ同世代の車両だが、20m級車としては初のオールステンレス車である。登場当初は6100系と同じくパイオニア台車をはいていたが、冷房化を機に標準型のミンデン台車に交換されている。1970(昭和45)年には、6000系のマイナーチェンジ車として6100系が投入。6000系同様のステンレス車体・パイオニア台車をはいて登場したが、両開き扉や一枚下降式の窓に変更されるなど前年に登場した7100系とも共通点がある。なお、1996(平成8)年から2009(平成21)年にかけて、6100系は6000系と同様のミンデン台車に交換され、6300系に改番されている。
●カラーバリエーション
2023(令和5)年9月に登場した、ステンレス無塗装の登場時の姿。トップナンバー編成である6001編成(4連)と6907編成(2連)がこの姿になっている。
(写真:千代田工場/撮影:鐵)
●6300系
(写真:高野線 新今宮駅/撮影:裏辺金好)
●車内の様子
6300系の車内の様子。
(撮影:鐵)
●細部
車両間の転落防止設備と中間に組み込まれた元・先頭車。
(撮影:鐵)
側面の種別・行先方向幕
(撮影:鐵)