南海電鉄6200系


前面のデザインが大きく変わった6200系。
(写真:高野線 新今宮駅/撮影:デューク)

●基本データ

デビュー年:1974(昭和49)年
運行区間:南海本線、高野線、泉北高速鉄道

●前面デザインが大きく変わった6000系のバリエーション

 架線電圧が1500Vに昇圧された際の輸送力増強のために登場した車両。6000系などとほぼ同じ性能のステンレス車であるが、前面のデザインなどを変更しコスト削減を図った。そのため、前面のデザインも6000系や7000系の丸みのある形状から直線的な形状になり、後に登場した8000系や8200系も同じようなデザインになった。

 また、電機子チョッパ制御で1編成のみ投入された(初代)8000系が抵抗制御に改造され、2001(平成13)年に編入された(編成は6251F)。8000系も6200系と同じような前面デザインとなったためあまり違いは無いが、編入の際更新工事が施工されており排障器が取り付けられているのが特徴である。

 さらに2013(平成25)年からは、更新工事を実施した8200系を6200系50番台として編入。更新内容は界磁チョッパ制御からIGBT-VVVFインバータ制御への変更、両先頭車への排障板(スカート)・電気連結器設置、車内にLED式車内案内表示器の設置、車いすスペースの設置などである。

●車内の様子


(撮影:鐵)

●6200系50番台


(写真:高野線 新今宮駅/撮影:鐵)

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