南海電鉄8300系
(写真:南海本線 新今宮駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:2015(平成27)年運行区間:南海本線
●8000系の改良型
南海本線に残る7000系置き換えのために登場した車両で、8000系の改良型。主電動機に国内で初めて狭軌用の全閉内扇式かご型誘導電動機を本格採用した。2M2Tの4両編成、4扉オールロングシートの車両で、17インチのLCD式車内案内表示装置を千鳥配置。また、8000系と異なり、車体側面の雨どいを屋根に内蔵しているほか、先頭部分はFRP製ではなく鋼製を採用。さらに、正面の貫通扉は帯を省略している。
パンタグラフは先頭車両に装備。うち難波方の先頭車は前パンタグラフ装備である。