南海電鉄N10・N20形
スイス製のスタイリッシュな客車に和風の塗装と内装が特徴
(写真:鋼索線 極楽橋駅/撮影:鐵)
●基本データ
デビュー年:2019(平成31)年運行区間:鋼索線
●和洋折衷のケーブルカー
54年間活躍したコ11・コ21形に代わって、2019(平成31)年3月1日から運転を開始したケーブルカー。日本ケーブル株式会社製であるが、客車部分はスイスのキャビンメーカー、CWA社が担当している。コンセプトは「期待感」「癒し・調和」「安全・安心」で、塗装は高野山・壇上伽藍の根本大塔を想起させる朱色をベースにしている。また、車内は全体に木目調の装飾を施し、調光式LEDを用いた間接照明、車いすスペースを備える。また、座席を折り畳み式とすることで、混雑時は座席を収納可能な構造としている。
●第1編成
第1編成のラインカラーは白。高野山の寺社仏閣をイメージさせるほか、先代のコ11・コ21形や特急「こうや」の配色を引き継いだ。
(写真:鋼索線 極楽橋駅/撮影:鐵)
●第2編成
第2編成のラインカラーはオレンジ。高野山景の緑に溶け込む「調和」のとれた色彩としている。
(写真:鋼索線 高野山〜極楽橋/撮影:鐵)
●車内の様子
(撮影:鐵)
(撮影:鐵)
(撮影:鐵)