錦川鉄道NT2000形
「かじか(NT2001)」。イメージは美川町で側面にはカジカガエルが描かれている。
(写真:錦川清流線 岩国駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1987(昭和62)年運行区間:錦川清流線
●開業に投入された錦川清流線の主力車両
錦川鉄道が開業に合わせて投入した新潟鉄工所(現、新潟トランシス)製の軽快気動車(NDC)で、全長16.3m。まずは5両が製造され、2年後にイベント用車両(2101形)が1両が増備された。それぞれ、NT−2001から順番に「かじか」「にしき」「わかあゆ」「らかん」「じゃくち」「せいりゅう」の愛称を持ち、前面にヘッドマークが掲出されている。座席はセミクロスシートで、トイレは2101のみ設置。登場時の塗装は、ホワイトアイボリーを基調に、錦川の青磁色、紅葉をイメージしたもの。1999年からは1両ごとにオリジナル塗装に塗り替えられ、それぞれ鯉や牛などのイラストが描かれている。後継車両のNT−3000形が登場したことで、、「じゃくち(NT−2005)」、「せいりゅう(NT−2101)」以外の車両が引退する模様である。
(解説:裏辺金好&さくら電鉄)
●カラーバリエーション
錦川鉄道旧標準色。写真は「かじか(NT-2001)」。
(写真:錦川清流線 岩国駅/撮影:裏辺金好)
「にしき(NT-2002)」。イメージは錦町で側面にはコイが描かれている。
(写真:錦川清流線 岩国駅/撮影:さくら電鉄)
「わかあゆ(NT-2003)」。イメージは岩国市で側面には鵜が描かれている。
(写真;錦川清流線 南河内駅/撮影:さくら電鉄)
「らかん(NT-2004)」。イメージは本郷村で側面にはウシが描かれている。
(写真;錦川清流線 南河内駅/撮影:さくら電鉄)
「じゃくち(NT-2005)」。イメージは美和町で側面にはカワセミが描かれている。
(写真:錦川清流線 岩国駅/撮影:さくら電鉄)
「せいりゅう(NT-2101)」。イメージはイメージは沿線地域全体で、側面のイラストには「鮎」が採用されている。またこの車両のみ、沿線の地域名を側面に列挙しているのが特徴。
(写真:錦川清流線 錦町駅/撮影:さくら電鉄)