西日本鉄道100形(北九州線)


門司港レトロ地区で保存されている148号
(撮影:裏辺金好)

●基本データ・運行区間

デビュー年:1939(昭和14)年
元運行区間:北九州線、福岡市内線

●北九州線で活躍した路面電車

 西日本鉄道北九州線の前身、九州電気軌道が投入した路面電車。1936(昭和11)年から1940(昭和15)年にかけて57両が誕生し、製造時期によって車体形状等に差異がある。
 
 基本的には北九州線で活躍しているが、120〜123号は1947(昭和22)年から1952(昭和37)年まで301〜303号に改番の上で福岡市内線で一時的に活躍。また、1985(昭和60)年の北九州線一部廃止によりすべて廃車された。その後、148号が北九州交通科学館に保存された後、門司港レトロ地区駐車場に移設されている。

 なお、西日本鉄道における100形という形式は、福岡市内線の100形、大牟田線の100形が存在しており、これらは別の車両である。

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