西日本鉄道5000形
(写真:天神大牟田線 薬院駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ・運行区間
デビュー年:1975(昭和50)年運行区間:天神大牟田線、大宰府線
●天神大牟田線の主力車両
天神大牟田線の主力通勤型電車。3ドア、オールロングシートの車両で、朝夕ラッシュ時には特急としても運用される。また、この形式より新塗装となり、現在も多くの車両が採用しているアイスグリーン色の車体にボンレットの帯を配したデザインとなった。1991(平成3)年まで投入が続けられ、3両編成24本、4両編成16本の136両が誕生。このうち1982(昭和57)年度に新造された5122Fと、その後の7次車以降は、静止形インバータを採用し、省電力・省保守化が図られた。さらに、初期に投入された車両への更新工事や、2008(平成20)年までに110km/h対応工事が施工されている。
このほか、2014(平成26)年には5123Fを事業用車両に改造した900形(911F)が3両編成で登場。車体の色は、先代の事業用車両(モエ901・クエ902)と同じく黄色一色となっている。