のと鉄道NT200形
NT200形の標準色。後ろは永井豪キャラクターラッピング車両。
(写真:七尾線 西岸駅/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:2005(平成17)年運行区間:七尾線
●生き残りをかけた、のと鉄道の新主力車両
のと鉄道が能登線(穴水〜蛸島間)を廃止するのと引き換えに、残存区間の七尾線(七尾〜穴水間)の在来車両を置き換えてサービスアップを図るために登場した車両。新潟トランシス製の気動車で、車体長は18m級。車内はセミクロスシートである。また、最高速度は95km/h、電気指令式ブレーキを装備している。また、2012(平成24)年3月10日より、NT211号に輪島市出身の漫画家である永井豪氏の作品「マジンガーZ」「デビルマン」「キューティーハニー」が描かれたラッピングが施され、2019(令和元)年まで運転された。
さらに2012(平成24)3月24日からはNT201号が、作中に「のと鉄道」が出てくるアニメ「花咲くいろは」のキャラクターラッピング車両に、2013(平成25)年3月9日からは、NT202号が「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」ラッピング車両、2014(平成26)年8月1日からNT203号が「花咲くいろは&P.A.WORKS作品」ラッピング車両となっている。
現在はいずれも運行を終了する一方、2016(平成28)年10月8日からは、NT204号が「花咲くいろは」ラッピング車両3号車(改)となっている。
2023(令和5)年4月29日からは、NT212号が七尾市などを舞台にしたアニメ「君は放課後インソムニア」のラッピング列車となっている。
●車内の様子
車内の様子 (撮影:裏辺金好)
●「花咲くいろは」ラッピング車両(NT201号)
2014(平成26)年8月31日まで運転された。
(写真:七尾線 七尾駅/撮影:裏辺金好)
(写真:七尾線 穴水駅/撮影:裏辺金好)
(写真:七尾線 穴水駅/撮影:裏辺金好)
後に登場した「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」ラッピング列車との連結走行風景。
(写真:七尾線 西岸駅/撮影:リン)
(写真:七尾線 穴水駅/撮影:裏辺金好)
●「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」ラッピング車両(NT202号)
片側はキャラクター原作者の岸田メル氏によるイラスト。
(写真:七尾線 穴水駅/撮影:リン)
(写真:七尾線 穴水駅/撮影:リン)
(写真:七尾線 穴水駅/撮影:リン)
車体のイメージはNT201号のデザインを踏襲し、2両連結時の編成美を重視。
(写真:七尾線 田鶴浜駅/撮影:リン)
(写真:七尾線 田鶴浜駅/撮影:リン)
(写真:七尾線 能登鹿島駅/撮影:リン)
●「花咲くいろは」ラッピング車両3号車(NT203号)
片側は「花咲くいろは」オンリーのラッピング。今回も従来車とイメージを合わせたデザイン。
(写真:七尾線 穴水駅/撮影:リン)
反対側は「花咲くいろは」(舞台:石川県)、「グラスリップ」(舞台:福井県)、「true tears」(舞台:富山県)のキャラクター。
(写真:七尾線 穴水駅/撮影:リン)
NT201〜NT203の3両を連結して運転した状態。
(写真:七尾線 能登中島〜笠師保/撮影:リン)
●「花咲くいろは」ラッピング車両3号車(改)(NT204号)
山側のデザインは旧3号車から一新。
(写真:七尾線 七尾駅/撮影:裏辺金好)
同じく山側のデザインを穴水方から。
(写真:七尾線 和倉温泉駅/撮影:裏辺金好)
海側のデザインは旧3号車と同様。
(写真:七尾線 七尾〜和倉温泉/撮影:裏辺金好)
同じく海側のデザイン。
(写真:七尾線 七尾駅/撮影:裏辺金好)
●永井豪キャラクターラッピング車両(NT211号)
(写真:七尾線 西岸〜能登鹿島/撮影:裏辺金好)
(写真:七尾線 穴水駅/撮影:裏辺金好)
(写真:七尾線 西岸駅/撮影:CH様 禁転載)
●「君は放課後インソムニア」ラッピング車両(NT212号)
2023(令和5)年4月29日から運転を開始した、七尾市などを舞台にしたアニメ「君は放課後インソムニア」のラッピング列車。こちらは山側のデザイン。
(写真:七尾線 七尾駅/撮影:鐵)
こちらは海側のデザイン。
(写真:七尾線 穴水駅/撮影:鐵)