小田急(新)4000形


前面デザインは都営10-300形などに通じるところがある。前面の表示はE233系と同じくフルカラーLED。
(写真:小田原線 海老名駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2007(平成19)年
 運行区間:小田急小田原線、多摩線、江ノ島線、東京メトロ千代田線、JR常磐線各駅停車

●3代目の地下鉄直通車両はJRのE233系ベース

 東京メトロ千代田線直通用の車両として登場した系列。JR東日本のE233系がベースとなっており、主要機器・回路を二重系統化することにより車両故障による輸送障害の低減が図られる。小田急の車両としては、他社の車両をベースとするのは初の試みであり、乗り入れ先の東京メトロ千代田線には、同じく同線に乗り入れているJR側もE233系を投入しており、競演している。

 この車両によって、現在千代田線乗り入れ運用に就いている1000形を地上線用車両に回し、現在地上線運用に就いている5000形などを置き換えた。なお、地下鉄に直通しない江ノ島線での運用も行っている。

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