大阪市交通局/大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)100A系
前面が黒色塗装(通常)の車両。屋根の一部までラインカラーに塗られている。
(写真:南港ポートタウン線 トレードセンター駅付近/撮影:うめ吉)
●基本データ
デビュー年:1995(平成7)年運行区間:ニュートラム南港ポートタウン線
●大阪市交通局の新交通システム用車両
塩害による老朽化が進んでいた100系置き換えのために同系列を改良して投入された系列で、新潟鐵工所(現、新潟トランシス)で製造された。車体は100系と異なり普通鋼製車体からステンレス車体になっている。1997(平成9)年には大阪港トランスポートシステムの南港・港区連絡線(ニュートラムテクノポート線/コスモスクエア〜中ふ頭間)開業に伴い、同社のOTS100系として3編成が投入。前面が黒ではなく青であるなど、塗装が若干異なるほか座席モケットが水色であるなど、仕様変更が行われている。
なお、当初から相互直通運転を行っていたが、2005(平成17)年に南港ポートタウン線へ編入されることになり、車両は大阪市交通局に移籍している。
2016(平成28)年から後継車両として200系の投入が進められており、いずれの車両も2018年度までに廃車される予定。
●OTS100系
(写真:南港ポートタウン線 中ふ頭駅/撮影:うめ吉)
●車内の様子
100A系の座席モケットは赤系で、背もたれに着席区分模様が入る。
(撮影:裏辺金好)
旧OTS100系の座席モケットは水色で、床材は薄茶色。
(撮影:うめ吉)
運転台付近の様子。自動(無人)運転の為、通常は運転台がカバーされている。
(撮影:うめ吉)