大阪モノレール3000系
従来車両からデザインを一新
(写真:大阪モノレール線 蛍池駅/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:2018(平成30)年運行区間:大阪モノレール線、彩都線
●丸みを帯びたデザインが特徴
3000系は大阪モノレールが17年ぶりの新型車両として投入したもので、2018(平成30)年10月21日から営業運転を開始。4両編成×9本が2021年度までに導入される。「やさしさ・おもてなし」「清潔感・開放感」「楽しさ」「チャレンジ」などをキーワードにしており、従来車両と異なり丸みを帯びたデザインとなっているのが特徴。編成全体でもラインカラーが円弧を描くように配されている。また、行先表示はフルカラーLEDを採用したほか、前照灯は青色LEDで装飾されている。
車内はロングシート。また、運転台の後方にキッズスペースが設けられ子どもたちが前面展望を楽しめるようになっているほか、キッズスペースの後ろにベビーカースペースが設けられているが、寄りかかりようの腰当クッションを設けているのが特徴である。また、キッズシートの対面にはボックスシートが設置されている。このほか、扉の上部にLCDモニター2面を設置したほか、大型の仕切り袖や荷物棚をガラス製、車両間のドアを全面ガラスとすることで開放的な車内空間を実現している。。
●ギャラリー
側面重視で撮影。編成全体で円弧を描いたカラーリングが特徴的。
(写真:大阪モノレール線 蛍池駅/撮影:リン)