相模鉄道11000系
E233系ベースであるが、前面形状は相模鉄道オリジナル。
(写真:二俣川〜鶴ヶ峰/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:2008(平成20)年運行区間:相鉄本線、いずみ野線
●JR東日本のE233系をベースにした通勤形電車
相模鉄道が老朽化した旧7000系の置き換えを目的として導入した通勤電車で、先代の10000系がJR東日本のE231系をベースとしたのに対し、今度はE233系をベースとし、JR東日本の車両の進化に相模鉄道も倣うことになった。このため、当初から種別・行先表示器はフルカラーLEDとなっている。登場は2008(平成20)年度であるが、2009(平成21)年6月15日より運転を開始。登場時から相模鉄道の新コーポレートカラーである「相鉄ブルー」と「相鉄オレンジ」でデザインされた初の車両であり、同社のフラッグシップとしての活躍が期待されていたが、製造数は10両編成×5編成にとどまっている。
なお、2014(令和6)年からラッピング列車である「そうにゃんトレイン」に起用されており、1年毎にデザインが更新されている。
●カラーバリエーション
2023(令和5)年11月から12月まで運転されている11002F「おかいもの電車」ラッピング。1960年代に旧5000系で運転されていた「おかいもの電車」を再現した塗装、ヘッドマークを両端先頭車に施している。
(写真:相鉄本線 星川駅/撮影:裏辺金好)
2017(平成29)年4月から運転された「SOTETSU 100th IMA MUKASHI TRAIN」(「今むかしトレイン」)。
(写真:相鉄本線 海老名駅/撮影:裏辺金好)
●そうにゃんトレイン
11003Fに施された初代「そうにゃんトレイン」
(写真:相鉄本線 和田町駅/撮影:裏辺金好)
11004Fに施された2代目「そうにゃんトレイン」
(写真:相鉄本線 西横浜駅/撮影:裏辺金好)
11003Fに施された3代目「そうにゃんトレイン」
(写真:相鉄本線 海老名駅/撮影:裏辺金好)
11004Fに施された4代目「そうにゃんトレイン」
(写真:相鉄本線 さがみ野駅/撮影:裏辺金好)
11003Fに施された9代目「そうにゃんトレイン」。2022(令和4)年3月21日から1年間運転され、横浜方前面に働く「そうにゃん」、海老名方前面に帰宅して就寝する「そうにゃん」が描かれている。
(写真:相鉄本線 かしわ台駅/撮影:裏辺金好)
11001Fに施された10代目「そうにゃんトレイン」。2023(令和5)年3月28日から1年間運転され、歴代そうにゃんトレインのデザインを施している。
(写真:相鉄本線 横浜駅/撮影:裏辺金好)
11004Fに施された11代目「そうにゃんトレイン」。2024(令和6)年3月21日から1年間運転され、直通運転先のスポットをそうにゃんが旅するデザインを採用している。
(写真:相鉄本線 さがみ野駅/撮影:裏辺金好)