相模鉄道6000系


その後の相模鉄道の車両デザインに影響を与えた。
(撮影:雑学の博物館 禁転載)

●基本データ

デビュー年:1961(昭和36)年、1975(昭和50)年
元・運行区間:相鉄本線、いずみ野線

●2つの6000系の活躍も、今や過去のものに

 相模鉄道では初めて、当初から20m級車体で新製された通勤型電車。
 1970(昭和45)年には運転台の高運転化、車体の幅広化、走行機器類の変更と改良(1M方式からMM’ユニット方式へ)などが行われたマイナーチェンジ車両も登場(新6000系)し、旧タイプと併せて最終的に190両が製造された。このうち、6021号(先頭車)はアルミ車体の試作車として登場した異色の車両で、6621号と共に、最後の(旧)6000系として1997(平成9)年に廃車。

 残った(新)6000系も2003(平成15)年11月の、さよなら運転をもって営業運転を終了し、翌年に全車が解体された。ちなみに、6711、6311、6312、6531の4両は、相鉄初の冷房車両だった。

●保存車両


かしわ台車両センターで保存されている6001。2007年に旧塗装へ復元されている。
(写真:かしわ台車両センター※敷地外より/撮影:裏辺金好)

かしわ台車両センターで保存されている6021。アルミ車体の試作車両である。
(写真:かしわ台車両センター※敷地外より/撮影:裏辺金好)

●バリエーション


引退に際し、相模鉄道創立85周年もあってリバイバル塗装が施された編成。
(写真撮影:里川街道)

低運転台構造が特徴だった旧6000系。かしわ台車両センターで6001と、6021が静態保存されている。
(写真:厚木駅/撮影:里川街道)

アートギャラリー色。デザインは故池田満寿夫氏によるもの。
(写真:二俣川駅/撮影:FNP2000)

こちらもアートギャラリー号塗装の新6000系。
(写真:西谷駅/撮影:FNP2000)

柳原良平氏デザインによる緑園都市号の新6000系。こちらは海老名方面のデザイン。
(写真:二俣川駅/撮影:FNP2000)

こちらも柳原良平氏デザインによる緑園都市号の新6000系。こちらは横浜方面のデザイン。
(写真:西谷駅/撮影:FNP2000)

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