三岐鉄道200系


三岐鉄道カラーに塗られた現在の姿。
(写真:北勢線 北大社車庫/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1959(昭和39)年 三岐鉄道デビュー年:2003(平成15)年
運行区間:北勢線
元運行区間:三重線(湯の山線)

●三重交通時代からの車両

 三重交通が三重線(現、近鉄湯の山線)用に新造した軌間762mm用の連接車両で、登場時の形式はモ4400形。日本車輛で3両編成1本が製造された垂直カルダン駆動の車両であり、三重線の改軌に伴い1964(昭和39)年3月に北勢線へ転属。

 さらに同年4月に三重交通(三重電気鉄道)の鉄道線が近畿日本鉄道に合併されたことにより、近鉄200系(モ201−サ101−モ202)と形式が変更された。

 垂直カルダン駆動のメンテナンスが困難であったことから1971(昭和46)年に電装解除と運転台撤去が行われ、モニ220形に牽引されて使用されるように。さらに、1977(昭和52)年にサ202(もとモ202)へ再び運転台が取り付けられ、ク202と改番されている。

 2003(平成15)年に北勢線は三岐鉄道の運行に変わったが、200系も引き継がれて運用されている。

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