札幌市交通局1000形/2000形
(写真:札幌市交通資料館/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1970(昭和45)年元運行区間:南北線
●札幌市営地下鉄初の量産車両
南北線北24条駅〜真駒内駅間の開業に伴い、1970(昭和45)年に試作車2両、翌年に量産車が登場した車両で、全車を川崎重工が製造。ゴムタイヤを使用した案内軌条式地下鉄の最初の実用車である。2車体連接で7軸という特殊な車体構造を持ち、当初は2両編成を1000形、4両編成を2000形と称した。後に8両編成化され、南北線の主力として活躍してきたが、ラッシュ時に不向きであったこともあり、5000形に置き換えられて1999(平成11)年までに全車両が廃車となった。現在は1000形1001+1002が札幌市交通資料館にて保存されている。
●側面の様子
(写真:札幌市交通資料館/撮影:裏辺金好)