札幌市交通局9000形
(写真:東豊線 大通駅/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:2014(平成26)年 ※営業運転開始は翌年運行区間:東豊線
●東豊線の主力車両
ホームドアの設置を見据え、7000形置き換えのために登場した東豊線用の地下鉄車両で、川崎重工業で4両編成×20本=80両が製造。外観は「爽やかでシンプルなデザインとし、親しみがもてる外観」をコンセプトに、札幌市立大学デザイン学部の学生と交通局の若手職員とで意見交換会を行った上で決定。白を基調としたシンプルな形状に、東豊線のラインカラーであるスカイブルーを扉部に施し、札幌の空の広がりや気候風土をイメージした爽やかなデザインとしている。また、意外にも札幌市交通局で初となる側面行先表示器を設置した。
車内は「快適さと温もりをイメージした室内とし、優しさのあるデザイン」をコンセプトに、座席にはオレンジ色、床面には茶系色を採用。車椅子スペースには、2種類の高さの手すりを設置している。また、各乗降扉の上に案内表示器(LCDモニター)を設置した。