信楽高原鐵道SKR300形/SKR310形


(写真:信楽線 貴生川駅/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1995(平成7)年
運行区間:信楽線

●衝突事故を受けて安全面を強化

 SKR-300形は、信楽高原鉄道が車両の増備を目的として投入した富士重工業製の車両で、1両が投入。

 また、2001(平成13)年にSKR-200形を置き換えるために2両が投入されたSKR−310形は、エンジンの強化及びブレーキ系統の二重化が行われた車両で、外観はSKR−300形同一。いずれも、車内はセミクロスシートである。

 本形式は車体長は従来と同じ15m級だが、正面はパノラミックウインドウ、側面扉は幅広引戸、側窓がそれぞれ独立するなど、バスタイプのデザインから脱却したのが特徴で、天竜浜名湖鉄道TH3000形なども同形状である。

 なお、後継車両であるSKR−400形が登場したことに伴い、2015(平成27)年10月にSKR−301号が引退した。 紀州鉄道へ譲渡されている。 

●カラーバリエーション


2012(平成24)年に登場した信楽高原鐵道開業25周年記念ラッピング車。こちらはSKR311号。
(写真:信楽線 貴生川駅/撮影:裏辺金好)

2012(平成24)年に登場した信楽高原鐵道開業25周年記念ラッピング車。こちらはSKR312号。
(写真:信楽線 貴生川駅/撮影:国鉄車両好)

2017(平成29)年2月から、SKR310形は2両とも「SHINOBI-TRAIN」としてラッピングが変更されている。
(写真:信楽線 信楽駅/撮影:ネオン)

SKR311号による「SHINOBI-TRAIN」は緑色がベース色。
(写真:信楽線 信楽駅/撮影:ネオン)

SKR312号による「SHINOBI-TRAIN」は紫色がベース色。
(写真:信楽線 信楽駅/撮影:ネオン)

「SHINOBI-TRAIN」の整理券発行機、運賃箱が大変なことになっておりますぞ!
(写真:信楽線 信楽駅/撮影:ネオン)

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