新京成電鉄N800形


新たなコーポレートカラーに塗られたN800形
(写真:新鎌ヶ谷〜北初富/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2005(平成17)年
運行区間:新京成線、京成千葉線

●解説

 既存800形の置き換えと、2006(平成18)年12月10日に開始する京成電鉄千葉線への乗り入れ対応を目的に、2005(平成17)年から2018(平成30)年にかけて6両編成×5本が登場。

 「京成グループ標準車体」を採用し、基本システム、先頭形状や車体断面などは京成3000形を基本としているが、側面はよくあるパターンであるな腰部の帯ではなく、伝統の新京成マルーン(あずき色)と白を組み合わせた他、窓枠は8900形と同じく黒色処理を施しているなど、オリジナル要素も多い。特に、側窓カーテンには当地の名産である「なし・ぶどう」の図柄のアクセントを施している点は注目。

 2014(平成26)年から順次、新コーポレートカラーである「ジェントルピンク」を基調としたデザインに順次変更され、2015年製造のN848編成、2018(平成30)年製造のN858編成は当初から新デザインで登場。

 一方で、2025(令和7)年の京成電鉄との合併を前に、2024(令和6)年7月24日からN838編成が導入当時の塗装に復刻されて運行を開始する。

●カラーバリエーション


導入当時の塗装
(写真:常盤平駅/撮影:裏辺金好)

●車内の様子


(撮影:裏辺金好)

ハート模様が特徴的な優先席。
(撮影:裏辺金好)

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