多摩都市モノレール1000形


(写真:多摩動物公園駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

 デビュー年:1998(平成10)年
 運行区間:多摩都市モノレール全線

●多摩地域を南北に結ぶ、地域の足

 多摩都市モノレールが開業に際し導入した車両で、川崎重工業と日立製作所で製造。跨座式モノレール車両の欠点であった、駆動タイヤが大きい影響による室内の床の段差をなくしているのが特徴で、床部分を従来より高くし車内の段差をなくしたため、車両の外観も従来の跨座式モノレールの車両に比べて縦長に見えるようになった。

 制御装置はIGBT素子によるVVVFインバータ制御。車内は当初、戸袋部分と連結面がロングシートのセミクロスシートであったが、現在は運転台直後の座席を除きオールロングシート化されている。また、前面の行先表示器は当初は字幕式であったが、3色LED化を経て現在はフルカラーLED化されている。

●車内の様子


現在は全編成がロングシート化されている。
(撮影:裏辺金好)

●カラーバリエーション


登場時は前面が黒一色であった。
(写真:立川北〜立川南/撮影:裏辺金好)

1002編成は全面広告対応で、白一色に塗られている。
(写真:立川北〜立川南/撮影:裏辺金好)

高島屋ラッピング車となっていた頃の1002編成。
(写真:立川北〜立川南/撮影:裏辺金好)

NHK大河ドラマ「新選組!」ラッピング車となっていた頃の1102編成。
(写真:立川北駅/撮影:裏辺金好)

1007編成は多摩動物公園PR編成で、側面にライオンのイラストが描かれている。
(写真:多摩動物公園駅/撮影:裏辺金好)

1015編成は多摩動物公園PR編成で、側面にキリン、ゾウのイラストが描かれている。
(写真:多摩センター駅/撮影:裏辺金好)

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