樽見鉄道TDE10形・TDE11形
除雪用として残されているTDE105
(写真:樽見線 本巣駅/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1984(昭和59)年元運行区間:樽見線
●貨物輸送、客車列車の運用終了で用途を失う
国鉄DE10形の同型車で、開業時にTDE10形が貨物輸送や客車列車牽引のために3両(TDE101、102,103)が導入。101は日本車輌製造で新製、102、103は衣浦臨海鉄道からの譲受け車(KE652、KE655)である。さらに1988(昭和63)年に、観桜列車運転に伴い国鉄清算事業団よりDE10形1両を購入し、TDE105として増備。そして、1992(平成4)年に樽見鉄道の主要株主でもある、西濃鉄道から購入した1両をTDE11形(113)として増備した。
しかし、2006(平成18)年に貨物輸送や客車列車の運用が終了すると用途を失い、TDE105と、TDE113が冬季の除雪用として確保されていたが、除雪用モーターカーDB1形が2007(平成19)年に導入されたことによって廃車された。
●カラーバリエーションなど
TDE101
(写真:樽見線 本巣駅/撮影:リン)
TDE102
(写真:樽見線 本巣駅/撮影:リン)
TDE113
(写真:樽見線 本巣駅/撮影:リン)