樽見鉄道ハイモ180形
廃車後に留置されていた、ハイモ180−202。
(写真:樽見線 本巣駅/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1984(昭和59)年
元、運行区間:樽見線
●開業時に投入されたレールバス
樽見鉄道開業に伴い投入されたレールバスタイプの気動車。
富士重工業が製造したLE-CarUとして初の実用車で、バスタイプの車体にバス用のクーラーと機関を搭載するなど、鉄道車両とバスの中間的な車両である。そのため車体長も短く、約12m。
ハイモ180-100形(車内がクロスシート)が1両、ハイモ180-200形(車内がロングシート)が2両投入されたが、さすがに輸送力が小さく、1993年にハイモ180-101が有田鉄道に譲渡(有田鉄道廃止により廃車となり、有田川町鉄道公園で動態保存)。さらにハイモ180-201形が1999年、ハイモ180-202形が2006年に廃車となり形式消滅した。
ハイモ180−202は、NPO法人「樽見鉄道を守る会」によって根尾川鉄道文化村で保存されている。
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