樽見鉄道ハイモ295形


ハイモ295-516は、樽見鉄道オリジナル塗装。
(写真:樽見線 大垣駅/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1999(平成11)年
運行区間:樽見線

●現在の樽見鉄道の主力車両

 ハイモ295-315形と、ハイモ295−516形、ハイモ295−617の3両が在籍。
 前者のハイモ295−315号は1999(平成11)年に投入された、富士重工業のLE−DCタイプの気動車で、長良川鉄道のナガラ3形等と同タイプ。車体長は16.5mと在来車よりさらに長くなり、機関もさらに出力増強がされている。

 一方、後者のハイモ295−516号は、2006(平成18)年に投入された気動車で、新潟トランシスが製造を担当した。車体長はさらに延長され、18mとなっているほか、正面や側面の行き先表示はLED式となっている。以上2両の車内はロングシート。

 さらに2009(平成21)年3月からは、廃止になった三木鉄道のミキ300−105(富士重工業製/2002年製)を購入してハイモ295−617としてデビュー。塗装は三木鉄道時代のままであり、さらに樽見鉄道初のセミクロスシート車として注目を集めている。

●カラーバリエーション・車内


ハイモ295-315は、ハイモ230-312と同様の池田満寿夫デザイン。
(写真:樽見線 本巣駅/撮影:リン)

ハイモ295-516の車内。
(撮影:リン)

三木鉄道から移籍してきたハイモ295-617。2014(平成26)年10月からはケーブルテレビ「CCNet」の全面広告塗装となっている。
(写真:樽見線 谷汲口〜神海/撮影:リン)

三木鉄道から移籍してきたハイモ295-617。当初は三木鉄道時代の塗装で運用を開始した。
(写真:樽見線 大垣駅/撮影:国鉄車両好 禁転載)

三木鉄道から移籍してきたハイモ295-617には樽見鉄道の銘板が取り付けられた。
(撮影:国鉄車両好 禁転載)

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