天竜浜名湖鉄道TH1形
第三セクター鉄道黎明期に各地で活躍した、富士重工製のレールバスタイプの1つ。
(写真:天竜二俣駅/撮影:プラズマ様 ※禁転載)
●基本データ
デビュー年:1987(昭和62)年元・運行区間:天竜浜名湖線
●天竜浜名湖線開業時の主力車両
TH1形は1987(昭和62)年の開業時に登場。富士重工製で、製造経費を抑えるため、バス車体の構造を利用しているのが特徴。なお、細かいバリエーションが複数存在しており、形式名は次のとおり別れている。TH1形:車内はロングシートと4組のクロスシート。
TH2形:車内はTH1形と同様だが、イベント対応のためにクロスシートが取り外し可能。
TH3形:車内はロングシートと6組のクロスシート。
TH4形:車内はオールロングシート。
全車が2004(平成16)年に定期運用を離脱。一部は2006(平成18)年にミャンマー国鉄へ譲渡されている。
●カラーバリエーション
トロッコ牽引のためにレトロ風塗装になったTH2形。
(写真:天竜二俣駅/撮影:プラズマ様 ※禁転載)