東武鉄道DE10形
国鉄色のまま活躍するDE10 1099号機。
(写真:日光線・鬼怒川線 下今市駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1971(昭和46)年東武鉄道デビュー年:
運行区間:日光線、鬼怒川線
●SL大樹を支える縁の下の力持ち
DE10形は国鉄がローカル線用の貨物列車、旅客列車や入換用に投入したディーゼル機関車。東武鉄道では2017(平成19)年8月10日から運転を開始した「SL大樹」の補機として、JR東日本から2016(平成28)年に 1099号機、2020(令和2)年4月に1109号機を購入。1099号機は国鉄色のまま運転されるほか、1109号機は寝台特急「北斗星」などをけん引したJR北海道のDD51形を模した青色に金帯と流星マークに変更している。
いずれも1971(昭和46)年製造された車両である。
●DE10 1109号機
東武鉄道ではJR北海道から購入した14系も活躍しており、急行「はまなす」など北海道の列車がリバイバル運転されている雰囲気もある。
(写真:鬼怒川線 下今市駅/撮影:与太郎)
2往復体制となった「SL大樹」。JR北海道時代の同僚であるC11 207号機との並びも見られる。
(写真:鬼怒川線 下今市駅/撮影:与太郎)