東武鉄道ED5010形
さようなら貨物列車のヘッドマークをつけているが、ED5010形はそれ以前に引退している。
(写真:東武博物館/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1957(昭和32)年元運行区間:伊勢崎線、東上線など
●東武で一大勢力を誇った電気機関車
東武鉄道が貨物列車牽引機の電気機関車化を図るために登場させた形式の1つ。1957(昭和32)年から1962(昭和37)年までに日立製作所で14両が製造された。国鉄も含めた全国的な貨物列車の削減の流れの中で、次第に東武鉄道でも活躍の場を失い、1987(昭和62)年までに全機が退役し、形式消滅となった。なお、ED5015が東武博物館で保存。ED5020が埼玉県杉戸町の公園で保存されている。