東武鉄道634型
東京スカイツリーや日光などへの観光列車として活躍する634型。
(写真:伊勢崎線 曳舟〜とうきょうスカイツリー/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:2012(平成24)年運行区間:伊勢崎線、鬼怒川線など
●6050系を大改造して登場した展望列車
東武鉄道が2012(平成24)年10月27日より営業運転を開始した2両編成×2本からなる観光用車両で、愛称は「スカイツリートレイン」。既存の6050系6177Fと6178Fを総合車両製作所で改造し、前面デザインに大きな変更は無いが、外観は屋根から回り込む窓の設置が目を引くほか、内装では座席の高床化やサロン、前面展望スペースの設置などが行われている。また、座席は窓側に向くことも可能である。2017(平成29)年4月16日をもって定期的な運行を終了し、以後は団体専用列車や臨時特急列車などで運転。運用路線も東京スカイツリー、日光・鬼怒川アクセスを中心としながら、多彩な設定が行われる。
●車内の様子
座席のモケットは編成ごとで青色ベース(634-11+12)・赤色ベース(634-21+22)に分かれている。2号車と4号車は窓側に向いた2人掛けリクライニングシート「ペアスイート」。
(撮影:裏辺金好)
1号車と3号車は進行方向を向いた1列+2列配置。
(撮影:裏辺金好)
2人用腰掛と荷物置き場。
(撮影:裏辺金好)
●編成車両別紹介(浅草方より)
634−11
(写真:伊勢崎線 鐘ヶ淵〜堀切/撮影:与太郎)
634−12
(写真:伊勢崎線 鐘ヶ淵〜堀切/撮影:与太郎)
634−21
(写真:伊勢崎線 鐘ヶ淵〜堀切/撮影:与太郎)
634−22
(写真:伊勢崎線 鐘ヶ淵〜堀切/撮影:与太郎)