東京メトロ5000系
東西線からはいよいよ引退した5000系。
(写真:JR中央線 三鷹駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1964(昭和39)年運行区間:千代田線(北綾瀬支線)、ケレタ・コミューター・インドネシア
元・運行区間:東西線、JR中央緩行線、JR総武緩行線、JR常磐緩行線、東葉高速鉄道線
●東西線の旧主力車両
東西線開通用として投入された車両。一部は、千代田線でも活躍しているが、千代田線の本線での活躍は小田急線への乗り入れができないために北綾瀬支線での活躍に限定された。5000系の車体はスキンステンレス構体だが、アルミ車体試作車もある。また、制御方法は抵抗制御だが、界磁添加励磁制御に変更となっている。理由は地下線区での発熱問題だった。
なお、東葉高速鉄道に譲渡された車両も含めて東西線系統での活躍は2006年度内で終了。これによって活躍線区は千代田線北綾瀬支線となっていたが、2014(平成26)年5月に営業運転を終了した。また、インドネシアに売却された車両もあり、ケレタ・コミューター・インドネシアで都営6000系、JR205系、東急8000系と共に働いている。
●バリエーション
少数が存在した5000系のアルミ車体車両。外観がスッキリとしている。
(写真:東西線 中野駅/撮影:裏辺金好)
北綾瀬支線で活躍した5000系。
(写真:北綾瀬支線 北綾瀬駅/撮影:裏辺金好)
東葉高速鉄道1000形として移籍した5000系は、小規模ながら改造が施されデザインが変更されている。
(写真:東西線 中野駅/撮影:裏辺金好)