宇都宮ライトレールHU300形
(写真:芳賀町工業団地管理センター前〜かしの森公園前/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:2021(令和3)年 ※営業運転開始は2023(令和5)年運行区間:宇都宮芳賀ライトレール線
●全線新設の宇都宮芳賀ライトレール線用LRT
宇都宮ライトレールが運用するHU300形は、新潟トランシス製の超低床電車(LRV)で3車体連接車で、全17編成が導入。編成長は29.52m、全幅は2.65mであり、同じ3車体連接車の福井鉄道F1000形より編成長が約2.4m長く、国内最大級の大きさである。これにより、定員は国内の低床車両では最大となる約160人(うち座席50人)となっている。外観は流線形の先頭形状とイエローの車体色が特徴。車内はボックスシートが基本で、車椅子スペースは1編成につき2カ所(運転台後方)を設けているほか、中間車にフリースペースを設けている。また、窓のロールカーテンは宇都宮の伝統工芸「宮染め」のイメージでデザインされている。さらに、日本で初めて全ての乗降扉にICカードリーダーを設置している。
車両愛称は公募により、全4万件の中で約半数を獲得した「ライトライン(LIGHTLINE)」。これはトータルデザインコンセプトから「雷都」 を取り、「道筋」や「つながり」を表す「ライン」と組み合わせた愛称である。
なお、形式のHは芳賀町、Uは宇都宮市、300は3車体連接に由来して名付けられたものである。
●車内の様子など
(撮影:裏辺金好)
(撮影:裏辺金好)
(撮影:裏辺金好)
●ギャラリー
碓氷峠並みの勾配をパワフルに通過。
(写真:芳賀町工業団地管理センター前〜かしの森公園前/撮影:裏辺金好)
(写真:宇都宮駅東口〜東宿郷/撮影:リン)
(写真:宇都宮駅東口/撮影:リン)
(写真:宇都宮駅東口/撮影:リン)
(写真:宇都宮駅東口/撮影:リン)