横浜市交通局4000形


デビュー特別装飾が施された4000形第1編成。
(写真:ブルーライン 上永谷駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2022(令和4)年
運行区間:ブルーライン

●外観一新!3000A形置き換え用の車両

 2022(令和4)年5月2日から運転を開始した、横浜市営地下鉄ブルーライン用の車両。

 それまで3000形をマイナーチェンジを繰り返しながら長期にわたり導入されていたが、デザインの刷新と共に新形式が与えられた。 製造メーカーは川崎重工を分社化した川崎車両で、6両編成×8本が導入予定。

 外観は『海辺の先進的な都会感』をコンセプトに、凛とした佇まいとスピード感を感じさせるデザイン。先頭車両は全体的に平面や直線のエッジを際立たせた構成であり、従来車の「く」の字型デザインと大きく異なっている。

 また、車内は床面をブルーラインのシンボルカラーであるブルー、壁面をグレーとし、座席幅は従来の470mmから480mmに拡大したほか、座面の材質を見直し、座り心地が向上している。さらに、座席の袖仕切と車両間の貫通扉にガラスを多用し、車内を広く明るく魅せる工夫が施されているほか、車両間の貫通扉には横浜をイメージしたパターンが描かれているのが特徴である。

 さらに各乗降口の上には17.5インチのLCD(液晶ディスプレイ)を2基ずつ設置している。

●車内の様子など


(撮影:裏辺金好)

ゆずりあいシート付近は床面が赤色、壁の色が白色になっている。
(撮影:裏辺金好)

湘南台方の車端部には車椅子スペース・ベビーカースペースが設けられている。
(撮影:裏辺金好)

乗降口に設けられたLCD
(撮影:裏辺金好)

デビュー記念装飾
(撮影:裏辺金好)



側面の行先表示器
(撮影:裏辺金好)

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