ゆりかもめ7300系


(写真:東京臨海新交通臨海線 汐留駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2013(平成25)年 (※営業運転開始は翌年)
運行区間:東京臨海新交通臨海線(※社名変更後も、この名称が正式な路線名称)

●新たなる「ゆりかもめ」主力車両

 「ゆりかもめ」が開業時から活躍する7000系を置き換えるために投入した6両固定編成の新交通システム用車両で、三菱重工業が製造。2014(平成26)年1月18日から営業運転を開始した。

 車体はアルミ合金製で、幅広車体。制御装置はVVVFインバータ制御[である。
 また、車内は混雑緩和のために編成の両端を除く全席をロングシートとし、車内照明はLEDを採用。また、側扉上へ液晶ディスプレイ(LCD)方式の車内案内表示装置を設置(※千鳥配置とし、1両あたり2台)。さらに7000系同様に無人運転を基本とするため、前面展望座席が3席が設置されている。

 ちなみに7300系は座席の角度を工夫しており、座る面をひざ側に9度上向くように設計。これによって、座った人は自然にかかとを引く姿勢となるため、足の投げ出しなどのマナーの悪い座り方を防ぐことに成功している。

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