由利高原鉄道YR-1000形/YR-1500形
更新工事が施工され塗装が明るくなった。YR-1502にはソフトボールのイラストがラッピング。
(写真:鳥海山ろく線 鮎川〜黒沢/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1985(昭和60)年元・運行区間:鳥海山ろく線
●更新されながら開業時から活躍した車両
三セク転換時に登場した鳥海山ろく線の主力車両。国鉄からの転換線の多くは小型のLE−Carを導入することが多かったが、由利高原鉄道の場合冬季の積雪などがあるため、新潟鐵工所製の15m級の鉄道型車両を導入した。なお、登場時はYR−1000形を名乗っていたが更新工事が施工されたのと同時にYR−1500形に改番されている。現在は更新工事が全ての車両に施工されており、登場時とは違う塗装となったものが多いが、一番最後に更新工事を終えたYR−1505のみは従来からの塗装を保ったまま、2012年10月まで活躍。
後継車両としてYR−3000形が登場したことに伴い、2014(平成26)年12月までに全車が廃車された。
●カラーバリエーション
開業時からの塗装を守るYR−1505。
(写真:鳥海山ろく線 前郷駅/撮影:裏辺金好)